2026年3月8日、お天気にも恵まれ、薪割りとロケットストーブ作り体験を開催することができました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

今回は小学生4名の参加があり、防災への意識を持つ女性の方々にもご参加いただきました。

無量寺の裏山 西光山の様子を観察

イベントのはじまりは、先日巡り社が伐倒した木を、
無量寺さんの裏山から運び出すところからスタート。
森の清々しい空気を味わいながら、チェーンソーで木を玉切りにする様子も見学しました。

大人も子どもも、なかなか近くで見ることのない工程に
子どもたちからは「なんでそんなに早く切れるの?」という驚きの声があがりました。

みんな初めて見るチェーンソーの実演に拍手!

作業にあたってくれた市川さん(大ちゃん)は、
「力ではなく、チェーンソーの重みにまかせること」を教えてくれました。

何気ないやりとりですが、
物事は力任せではないことを、自然の中で体感する時間となりました。

大人にとっても子どもにとっても、
森の中での時間は、生きる上でのヒントを与えてくれるように思います。

巡り社は、里山保全や地域資源の循環を大切にしていますが、
こうした 生きる知恵や感覚も森から学べるのではないかと感じています。

40cmほどに切った丸太は、みんなで抱えて人力で運び出しました。
ひとりひとつ、子どもたちも丸太を抱えて山を下ります。
その姿に親御さんは「こんなに力があるとは知らなかった!」と驚いた様子でした。

列になって山を下る姿は、眺めていてとても微笑ましい光景でした。

大人も子供もひとつずつ列をなして薪を山から運び出す様子は、まるで働き者のアリさんのよう。


薪割り前に、安全に作業を行う方法を、巡り社代表の佐俣がお伝えしました。

ここでも大切なのは
力ではなく体の使い方。

どうやったら上手く割れるのか。
みんなで考え、知恵を出し合い、「頑張れ!」という声援のなかで、
薪がパンッと割れた瞬間には拍手が起こりました。

大人も子供も、汗を滲ませながら楽しげに薪割り体験

特に子どもたちにとっては、
自分でできたという体験が大きな自信になります。

こどもたちには、手軽な薪割り体験も用意しています。

もう一方では、
地域の大槻さん(やすひこさん)にロケットストーブ作りを教えていただきました。
U字溝やレンガを使い、効率よく燃焼するように組み上げていきます。
やすひこさんは経験から、あっという間にストーブを完成させてしまいました。
組み方もさまざまで、
・L型
・J型
・レンガのみ  など工夫がたくさん。

「ロケットストーブ作りだけのワークショップもやってみたいね」
という声もあがりました。

燃焼力の良さに「おお〜」という歓声も!
U字溝とレンガを組みげれて、あっという間に完成!泰彦さんは1~2分で組み上げます。


今回は火起こしも、マグネシウム棒を使って行いました。
枯葉や木っ葉をうまく使いながら火を起こします。ロケットストーブ作りとあわせて、
災害時にも役立つ知恵です。



火がついたストーブでは、マシュマロや焼き芋を楽しみました。
大人も子どもも、自分好みに焼いて頬張る姿がとても楽しそうでした。
有機三年番茶も大人気。
「なんで外で飲むとこんなに美味しいんだろう?」と、みんなでしみじみ。

最後に、参加者のみなさんへ薪のお土産も。
できれば一年ほど乾燥させたいところですが、今年の夏のBBQでも使えそうです。

乾燥させる方は、しばらく森の香りもお楽しみください。

丸太は椅子になることを知りました。自然の有効活用はさまざまですね!

今回は

森へ入り
木を切り
運び出し
火を起こし
調理する

という、
人が生きるうえでの循環の一部を体験しました。
みなさんは、この時間の中で何を感じたでしょうか。

この体験会は今後も定期的に開催予定です。
季節ごとに森の表情も変わります。どの季節もきっと新しい発見がいっぱいです。

次回は、災害時を想定した炊き出し(ご飯を炊く)にも挑戦してみたいと思います。




ご参加いただいた皆さま、
森を通じてご一緒できましたことに心より感謝申し上げます。

西光山無量寺さま
場所の提供とお山の恵みをありがとうございました。

やすひこお兄さん
生きる知恵を伝授してくださりありがとうございました。

本ワークショップは
箕輪町森づくり・活用事業補助金助成事業として開催しました。
ありがとうございました。